「Life for Carer」プロジェクトを立ち上げ、アイデア共有のためのウェブサイトを開設
ノバルティス ファーマ株式会社(以下、ノバルティス)は3月13日、仕事と介護の両立を支援するプロジェクト「Life for Carer」を立ち上げ、企業と介護者双方の目線で、両立のための学びやアイデアを共有するためのウェブサイトを開設したと発表した。
超高齢化社会となっている日本では、高齢化が進む中で多くの問題が浮き彫りになってきている。その中の一つが、介護者の介護と仕事の両立である。
日本では現在、1人の高齢者を働き盛りの世代3人で支える状況となっており、年間10万人もの人が、家族の介護などを理由に離職・転職を余儀なくされているという。
仕事と介護を両立しやすい環境作りを進める一助として
ノバルティスでは、介護の問題を介護者だけで解決することは難しく、また介護は千差万別の事情があり先の見通しも困難なものであると捉えている。
さらに企業がどのように介護者を支援していくかという課題に直面しているとの考えから、介護の問題が深刻さを増す今、介護者の重要な社会参加の接点である仕事と介護の両立の支援を目的として「Life for Carer」プロジェクトが立ち上げられた。
同社は、ワークショップやウェブサイトを通じた情報収集と情報やアイデアの共有を「Life for Carer」プロジェクトで展開することにより、仕事と介護を両立しやすい環境作りを進める一助としたいとの考え。
なお、仕事と介護の両立支援プロジェクト「Life for Carer」ウェブサイトでは、企業の介護者支援の取り組み事例や、他の企業でも採用可能な工夫など、仕事と介護の両立を企業が支援するためのアイデアを紹介している。
(画像はプレスリリースより)

ノバルティスファーマ株式会社 ニュースリリース
https://www.novartis.co.jp/news/media-releases/prkk20170313