生体分子の評価にいて最適
アジレント・テクノロジー株式会社は、3月9日、新製品「Agilent 6545XT AdvanceBio LC/Q-TOFシステム」を発表した。
同システムは、一般的なバイオ医薬品の分析ワークフローに最適化したもの。特に、生体分子の評価において最適だという。
研究用途に適したシステム
アジレント・テクノロジーは、「Premier Laboratory Partner for a Better World」というビジョンを掲げ、ライフサイエンス・診断・応用化学市場におけるグローバルリーダーを自認している企業。ラボのワークフロー全般にわたって、装置・ソフトウェア・サービスなどを提供している。
新製品であるシステム「6545XT」は、高速液体クロマトグラフ、堅牢性に優れた四重極飛行時間型質量分析計、データ解析ソフトウェアから構成されている。研究用途に適したシステムであり、新医薬品の基礎となりうる生体分子の評価に携わる研究者に最適な結果を届けるとしている。
医薬品の開発期間短縮を実現
「6545XT」はまた、インタクトプロテイン、ペプチドマップ、翻訳後修飾などの用途にも最適化されている。生体分子の効率的に評価と共に、医薬品の開発期間短縮を実現できると、同社はしている。
さらに同社は、「Agilent AdvanceBio LCカラム」のラインアップとして、新カラム「AdvanceBio ペプチドプラスカラム」を同日に発表。バイオ医薬品ワークフローに向けたソリューションを、さらに拡充している。
(画像はプレスリリースより)

最先端の質量分析装置を投入し、 バイオ医薬品向けポートフォリオを拡充 - アジレント・テクノロジー株式会社
http://www.agilent.co.jp/