幅広い診断情報を獲得できる尿試験紙検査
協和発酵キリン株式会社と協和メデックス株式会社は、3月1日、尿検査用試験紙 「ウロピースS」について今年4月より販売提携を開始すると発表した。
尿試験紙検査は、試験紙を尿に浸すという軽作業だけで、幅広い診断情報を獲得できる検査。そのため、世界中で広く実施されている。
目視判定に適した設計
「ウロピースS」は、尿試験紙検査において最大10項目の大半を30秒で同時測定できるという体外診断用医薬品。その検査項目は、「尿中のウロビリノーゲン亜硝酸塩」「ビリルビン」「ケトン体」「蛋白質」「ブドウ糖」「pH」「潜血」「白血球」「比重」となっている。
同試薬は、目視判定に適した設計となっており、つや消し加工の色調表を採用することで色調判断も容易にしている。
販売は協和発酵キリンが、情報提供は両社で
「ウロピースS」についての協和発酵キリンと協和メデックスの販売提携は、 4月1日より開始される。同日以降、同試薬の流通および販売は協和発酵キリンが、製品の情報提供および収集活動は両社が連携して行うという。
両社は今後も、それぞれの強みを活かして連携し、尿試験紙検査を行う医療関係者のニーズに対応するとしている。
(画像は協和発酵キリンの公式ホームページより)

協和発酵キリンと協和メデックス尿検査用試験紙 「ウロピースS」 の販売を提携 - 協和発酵キリン株式会社
http://www.kyowa-kirin.co.jp/