日本最大規模のデータベースの完成へ
メディカル・データ・ビジョン株式会社(以下「MDV」)とメディエ株式会社は、3月1日、医療材料の市場把握が可能となる日本最大規模のデータベースの完成を目的とした協業を開始すると発表した。
MDVとメディエ
MDVは、医療情報のネットワーク化を推進する企業。2017年2月末の時点で約1785万人の大規模診療データベースを保有し、実臨床現場における薬剤処方実態など各種分析データを、製薬会社へ提供している。
メディエは、株式会社メディパルホールディングスの子会社。医療業界関係者が日々変化する商品情報を正確に把握できるよう、医療材料の管理コード標準化などに取り組んでいる。現在は、約100万件の医療材料の製品データベースを構築・提供しているという。
さらに精緻な分析結果を提供
両社が今回開始する協業では、MDVが保有する実診療データベースに、メディエが保有する医療材料の製品データベースの知見を融合。医療材料についてのメーカー別・製品別シェア分析調査サービスで、さらに精緻な分析結果を提供するとしている。
なお分析データの提供は、データベースの構築が完了した領域から順次開始される。循環器領域のデータ提供が、今春頃に開始される予定だという。
(画像はMDVの公式ホームページより)

メディカル・データ・ビジョンとメディエが協業開始 - メディカル・データ・ビジョン株式会社
http://www.mdv.co.jp/press/2017/detail_756.html