「イクボス企業同盟」に加盟
第一三共株式会社(以下、第一三共)は2月22日、「イクボス企業同盟」に加盟したことを発表した。
「イクボス企業同盟」は現代のニーズにあったボス(上司)になるべく企業の枠を超えて「イクボスのあり方」や「養成のノウハウ」を共有する目的で、特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパンが運営するプロジェクトだ。
ファザーリング・ジャパンは、政府が掲げる女性活躍も家庭、育児の協力を得られるはずの男性の働く環境が長時間労働や休みが取りづらいままでは進まず、また、同じ理由で介護による離職など、職場環境がマッチしていないことが問題として、2014年にこのプロジェクトを立ち上げた。
すでに多くの企業が加盟しており、今回、第一三共も新たに加わった。
組織の競争力向上が狙い
第一三共は組織の競争力向上を経営戦略の1つにしており、「Diversity & Inclusion」(以下、D&I)に取り組んでいることから、「イクボス企業同盟」に加盟することで更なる推進を目指すとしている。
D&Iは働くスタッフが抱える様々な背景を認めながら、人材としてのパフォーマンスを高める組織の仕組みを整えるという考え方で、特に管理職世代の意識の改革が大きな焦点となる。
第一三共は2025年ビジョン実現・第4期中期経営計画達成に向け、組織を強化していく予定。
(画像は第一三共株式会社HPより)

第一三共株式会社 ニュースリリース
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