新たな治療法による治癒と希望を届ける
株式会社ヘリオスは、2月22日、株式会社ニコンとの間で再生医療の実用化に向けた業務・資本提携契約を締結したと発表した。
ヘリオスは、iPS細胞などの幹細胞技術を活用し、世界中の難治性疾患の罹患者に対して新たな治療法による治癒と希望を届けるべく、事業を展開している企業。
ヘリオスとニコン
ヘリオスは、アンメットメディカルニーズの高い適応疾患領域において、最適なテクノロジーによる開発を進め、複数かつ多層的なパイプライン導入を推進。再生医療の実用化を進めている。2016年1月には体性幹細胞再生医薬品分野のパイプラインを導入。幹細胞製品による脳梗塞急性期の治療法開発を開始している。
同社が今回業務・資本提携契約を締結したニコンは、世界有数の光学機器メーカー。顕微鏡を用いた細胞観察の分野において、豊富な実績と優れた画像解析技術を保有する。細胞の品質評価システムの開発など、日本における再生医療実用化の早期実現を積極的に推進している。
再生医療分野における成長可能性を相互に追求
今回の業務・資本提携は、再生医療分野における更なる成長可能性を相互に追求することを目的とするもの。ヘリオスが再生医療分野における新規シーズの探索・開発を推進し、ニコンはそれらの新規シーズを製造受託・画像評価の観点から支援する。
両社は、互いのノウハウや技術を最大限活用し、いまだ有効な治療法のない疾患に苦しむ患者に一日も早く治療法を提供するとしている。
(画像はヘリオスの公式ホームページより)

株式会社ニコンとの業務・資本提携契約締結に関するお知らせ - 株式会社ヘリオス
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