ジェネリック医薬品7品目の製造販売承認を取得
ファイザー株式会社(以下、ファイザー)は2月15日、ジェネリック医薬品7品目の製造販売承認を取得したことを発表した。
7品目のうち、エンテカビル錠、リザトリプタンOD錠、テルミサルタン錠の3品目は、今回初めて有効成分が承認された医薬品だ。
抗ウイルス化学療法剤のエンテカビル錠0.5mg「ファイザー」は、ブリストル・マイヤーズ社の「バラクルード錠」が先発薬で、B型肝炎ウイルスの治療薬として使用されている。
また、リザトリプタンOD錠10mg「ファイザー」は、エーザイ株式会社が開発した片頭痛の治療薬「マクサルトRPD錠」のジェネリック医薬品だ。
ファイザーとダイト、マイランが製造販売する予定
テルミサルタン錠20mg、40mg、80mg「ファイザー」は、アステラス製薬株式会社の「ミカルディス錠」が先発薬で、ファイザーと業務提携しているダイト株式会社が製造販売を行うとしている。
また、モンテルカストについては、MSD株式会社のシングレア錠、杏林製薬株式会社のキプレス錠が先発薬だが、2016年にジェネリック医薬品が製造販売されるようになり、すでに販売されているモンテルカスト錠の剤形追加品目として、細粒タイプとチュアブルタイプが初めて承認されることとなった。
細粒タイプはマイラン製薬株式会社が、チュアブルタイプはファイザーが製造販売を行う予定。
(ファイザー株式会社HPより)

ファイザー株式会社 プレスリリース
http://www.pfizer.co.jp/