今回初めて発売されるジェネリック医薬品成分を含む
2015年6月18日、沢井製薬株式会社は、6月19日からジェネリック医薬品5成分10品目について順次発売を開始することを明らかにした。
これらは6月18日に官報告示されたもので、その内容は抗血小板剤クロピドグレル錠「サワイ」(25・50・75mg)、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤ナフトピジルOD錠「サワイ」(25・50・75mg)、アロマターゼ阻害剤/閉経後乳癌治療剤レトロゾール錠2.5mg「サワイ」、代謝拮抗剤エスエーワン配合顆粒(T20・T25)、抗悪性腫瘍剤オキサリプラチン点滴静注液200mg「サワイ」。
成分としては「クロピドグレル硫酸塩」、「ナフトピジル」、「レトロゾール」が、今回初めて発売されるジェネリック医薬品となる。
クロピドグレル錠は先発品にない50mg錠を発売
なかでも抗血小板剤クロピドグレル錠については、これまで25mg錠を2錠が1回の服用量になる場合があることを考慮し、先発品にない「50mg錠」をジェネリック医薬品として新しく開発した。
同商品の錠剤両面には「クロピドグレル・50」と印字し、錠剤が入っている包装には製品名とともに、「抗血小板剤」という薬効を表示するなど、識別性の向上も図られている。

沢井製薬株式会社 プレスリリース
http://www.sawai.co.jp/release_list/20150618/469/