薬局・薬剤師の本来の業務
厚生労働省の「健康情報拠点薬局の在り方に関する検討会」の第1回会合が6月4日に開催。地域に密着した健康情報の拠点となるための薬局となる「健康情報拠点薬局」を創設する。
今回の検討会は、「健康情報拠点薬局」を創設するにあたり、認定基準について議論した。
セルフメディケーションを目指して
今回の「健康情報拠点薬局」の創設は、セルフメディケーションの推進を目的に行われる。セルフメディケーションは、症状が軽い場合は、市販の医薬品で治すなど、自分で健康管理を行う取り組みとして創設する。
検討会は、8月をめどに「健康情報拠点薬局」の基準や策定、薬局の役割などを明確化にするために議論を始めた。
国民にもわかりやすい薬局へ
現在「健康情報拠点薬局」は、仮称で名称は決まっていない。名称は、「健康情報拠点薬局」の定義、基準、仕組みなどを検討して、国民にもわかりやすい名称を決める予定。
また、「薬局の求められる機能とあるべき姿」についても題材にあがり、【薬局・薬剤師に求められる機能に関する基本的な考え方】が記載された。その中でも、「セルフメディケーションの推進のために、地域に密着した健康情報の拠点として積極的な役割を発揮すべき」定義付けされており、今後、薬局や薬剤師が中心となり、セルフメディケーションを進めていく。
(画像は厚生労働省ホームページより)

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