参天製薬に採用
Veeva Japan(以下、Veeva)は、「Vault QualityDocs」が、医療用眼科薬のトップメーカである参天製薬により、Global Clinical SOP管理システムとして採用されたことを発表した。
治験に関わるプロセスにおいて、標準業務手順書(Standard Operation Procedure、以下、SOP)の作成や運用管理は重要とされているが、特に海外では、業務標準の制定と文書化、その社内教育のプロセスまで含めたトータルな管理プロセスの制定が急務となっている。
短期構築、低コストなグローバルシステム
参天製薬では、日本だけでなく、欧米アジアの臨床開発拠点をも含むシステムとして運用できるシステム導入を検討していた。
今回、「Vault QualityDocs」を導入したことで、GCP分野での業務プロセスを規定する文書の作成過程の管理を、従来の紙ベースから電子的プロセスへと移行。SOP管理がより戦略的に効率的に可能となったと位置づけている。
なお、構築期間はわずか4カ月。スピーディーな複数拠点システム導入とグローバル標準化の両立、コスト削減にも貢献するシステムとして期待が寄せられる。
最先端のテクノロジーを駆使
Veevaは、グローバルなライフサイエンス企業向けにクラウドベースのソリューションを提供するリーディングカンパニーで、数千名のユーザーを擁する世界最大規模の製薬会社から、バイオテクノロジー分野の新興企業に至るまで、275社を超える企業にサービスを提供している。
なお、同社は今後も技術革新へ取り組み、優れた製品を提供することで、企業の成功を支援していくかまえだ。

Veeva Japan プレスリリース
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