長期療養の子どもたちとその家族を支援
武田薬品工業株式会社は、同社の市民活動助成プログラム「タケダ・ウェルビーイング・プログラム」について、第2期の支援を開始した。
同プログラムは、長期療養の子どもたちとその家族を支援するというもの。第2期の期間は、2014年から2018年とされている。
第1期では14のプロジェクトを支援
「タケダ・ウェルビーイング・プログラム」は、長期療養の子どもとその家族を支援する団体の活動を助成することを目的とする。同社の寄付をもとにして、特定非営利活動法人・市民社会創造ファンドがプログラム運営を行う。助成対象となるプロジェクトは、同ファンドが1年ごとに見直し、助成を決定するとしている。
同プログラムの第1期は、2009年から2013年にかけて実施された。病院内の子どもたちに「遊び」を届ける活動や、小児病棟で活動する団体のネットワークの立ち上げなど、14のプロジェクトを支援したという。
在宅療養の子どもたちの支援にも取り組む
同プログラムの第2期では、地域で生活する在宅療養の子どもたちの支援にも取り組む。また、中高生以上の子どもたちも視野にいれた、より幅広い支援を実施するとしている。
第2期の実施により、同プログラムは10年間の長期支援プログラムとなる。同社は今後も、医薬品の提供だけでは十分にサポートしきれない患者やその家族への支援を通じ、社会に貢献していくとしている。

市民活動助成プログラム 「タケダ・ウェルビーイング・プログラム」第2期の実施について - 武田薬品工業株式会社
http://www.takeda.co.jp/news/2015/