使用時に混合
ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン株式会社は5月18日、使用時に混合し、ワンショットで投与するPCV2/M. hyoワクチンに注力すると発表した。
同剤はPCV2(豚サーコウイルス2型)ワクチンである「インゲルバック サーコフレックス」およびM. hyo(マイコプラズマ ハイオニューモニエ)ワクチンの「インゲルバック マイコフレックス」を使用時に混合しワンショットで投与するものである。
「インゲルバック サーコフレックス」および「インゲルバック マイコフレックス」は両分野のワクチンとして世界的マーケットリーダーの位置を確立している。
<red>これまで同剤の研究において、混合済みワクチンとして製造時に混合し、その後使用までの間長期間保管できるものの開発を進めてきた。
しかし、研究開発が進むにつれPCV2/M. hyo混合済みワクチンが、すでに発売されている「インゲルバックフレックスコンボ ミックス」と同等の効果と安全性を示さないことが判明した。
研究によって使用時に混合しワンショットで投与する「インゲルバックフレックスコンボ ミックス」が、最も高いワクチン効果が得られることが分かったことで、PCV2/M. hyo混合済みワクチンの開発プロジェクトは中止されることとなった。

ベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社 ニュースリリース
http://www.boehringer-ingelheim.jp/