1903点の中から選ばれた
日本新薬株式会社は、同社が実施する第7回「日本新薬こども文学賞」において、物語と絵画各部門の最優秀賞を含む17点の入賞作品を決定したと発表した。
同賞は、同社が創立90周年にあたる2009年に創設したもの。7回目となる今回は、合計1903点の中から入賞作品が選ばれた。
健やかな「こころ」の成長を見守りたい
「日本新薬こども文学賞」は、絵本を通じて未来を担うこどもたちの「ゆめ」を彩り、健やかな「こころ」の成長を見守りたいという、同社の願いから創設された。同賞創設にあたっては、日本児童文芸家協会の後援を得ている。
7回目となる今回は、昨年11月から今年2月まで物語と絵画を募集。全国から、物語1434点および絵画469点の作品が寄せられた。応募作品の審査は、絵本作家の岡信子氏、京都精華大学元学長・坪内成晃氏、小児科医・細谷亮太氏など、計7名が厳正に行ったという。
最優秀賞は「しりたがりの おつきさま」
物語部門の最優秀賞は、カナダ在住の花里真希さんによる「しりたがりの おつきさま」が選ばれた。絵画部門の最優秀賞には、茨城県のなめかわまいさんによる「チョコっとおでかけ」が選出されている。
入賞者には、10月に開催予定の表彰式で賞金などを贈呈されるという。また同社は、最優秀賞作品を基に絵画部門最優秀賞受賞者が絵をつけた絵本を制作するとしている。
(画像はプレスリリースより)

第7回「日本新薬こども文学賞」 最優秀賞作品決定 - 日本新薬株式会社
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