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2025年07月17日(木)
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バイエル、難病に対する意識と身近な症状に対する対処方法の調査結果を公表

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バイエル、難病に対する意識と身近な症状に対する対処方法の調査結果を公表

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難病についてどのように考えているのか?
バイエル薬品は5月5日の世界肺高血圧症デーを前に、「慢性血栓塞栓肺高血圧症(CTEPH)と難病に対する生活者の意識と身近な症状に対するその対処方法などについて」の調査を20代から60代の男女1000人を対象に実施。その結果を2015年4月20日に公開した。

その結果、難病に対して「社会生活が困難」、「明確な治療法がない」、「かかったら治らない」と考えている人が多く、認知度が低いことが判明した。なお、CTEPHに関しては、今回の調査対象である「潰瘍性大腸炎」、「パーキンソン病症候群」、「ウェグナー肉芽腫」といった他の難病と比較しても認知度が最も低かった。
バイエル薬品
身近な症状についての調査結果
また、その他の調査項目であった「日頃感じる身体の症状について」に関しては、70%以上の人が「疲れやすさ」、「だるさ」を感じることがあると回答。

しかしながら、そのような症状を感じていても半数近くの人が「何もしない」としている。さらに、その他の症状についても「何もしない」としている人の割合は40%から70%だ。

「難病に自分や家族がかかる可能性は低い」と考えている人が、70%から80%であり、身近な軽い症状の中に重大な疾患や難病が隠れている可能性に気がつかない人が多いことがうかがわれる内容となった。

CTEPH
CTEPHは、肺の血管の内側に血栓が詰まることで、血液が流れにくくなり、肺動脈へかかる圧が上昇する【肺高血圧症】と呼ばれる状態が続く疾患。肺と心臓の血液の流れが悪くなるため息苦しさや身体のだるさ、胸の痛みと言った様々な症状がみられる。

血栓を除去する外科手術、カテーテルで血管を広げる治療があり、最近は肺動脈を広げる作用がある内服薬という選択肢も存在する。

(画像はニュースリリースより)


外部リンク

バイエル薬品 ニュースリリース
http://byl.bayer.co.jp/html/press_release/2015/
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