キャンペーン名は「A FAIR SHOT」
国境なき医師団は4月23日から、ワクチンの価格に関するキャンペーン「A FAIR SHOT(適正価格の予防接種の意味)」を開始している。
グラクソ・スミスクライン、ファイザー社の2社に対して、開発途上国の子ども向け肺炎球菌ワクチン(PCV)の価格引き下げを求めるもの。より多くの子どもたちが命の危険がある感染症から守られるようにし、またワクチン価格の透明性向上を求める。
グラクソ・スミスクラインとファイザー社に対し
具体的にはPCV接種費用を5アメリカドル(約600円)以下に引き下げるよう、グラクソ・スミスクラインとファイザー社に要請する。
ワクチン価格の透明性向上を目指し、販売先の国ごとに設定している価格の公表も求める。
ソーシャルメディアを用い、キャンペーン支持を呼びかけ
キャンペーンの皮切りとして4月23日に開催されるファイザーの年次株主総会でPCVの価格公開を取締役会に要請。ワクチン価格の秘匿性を指摘する文書も手渡す。
ツイッターなどソーシャルメディアを用いてのキャンペーンの支持呼びかけも実施する。
(画像はプレスリリースより)

国境なき医師団 プレスリリース
http://www.msf.or.jp/news/detail/pressrelease_2123.html