がん治療について考える
静岡県病院薬剤師会は、5月14日に「第33回がん治療を考える薬剤師の会」を開催することを発表した。今回は、「多発性骨髄腫の薬物療法」をテーマに、治療の基本から現場で行われている状態まで学ぶ。
今回のセミナーは、日本病院薬剤師会の日本薬剤師研修センターと、静岡県病院薬剤師会生涯研修認定の単位を取得予定。現在、申請を行っている。
3部構成の2時間
今回のセミナーは、3部構成で行われる。1部では、「ジーラスタ皮下注3.6mg」の情報提供が行われる。同薬の効果は、がん化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制があり、がんの治療に用いられる。
2部では、浜松労災病院の小林誠一氏が「大腸癌の薬物療法」と題して講演を行う。3部では、小林氏が中心となり、多発性骨髄腫の薬物療法の症例提示や臨床試験について話す。2つの症例を紹介予定。
多発性骨髄腫は、異物から体を守ってくれる細胞が、がん化するため様々な病気を引き起こす。
セミナー概要
【日時】2015年5月14日(木) 19時~21時
【会場】浜松プレスタワー7F
浜松市中区旭町11-1
【参加費】500円
【申し込み】浜松医療センター

静岡県病院薬剤師会 セミナー情報
http://www.shps.jp/