発表する演題は、62本に及ぶ
アストラゼネカは、2015年4月18日から22日までフィラデルフィアで開催される米国癌学会年次集会において、同社の早期オンコロジーパイプラインに関する最新データを発表している。
同社および同社のグローバルバイオ医薬品研究開発部門であるメディミューンによる同学会での演題は、62本に及ぶ。
イノベーション志向を持つアストラゼネカ
アストラゼネカは、イノベーション志向を持つグローバルなバイオ・医薬品企業。主として、循環器・代謝・呼吸器・炎症・自己免疫・オンコロジーなどの領域において、医療用医薬品の創薬などに従事している。
特にオンコロジーは、同社が歴史的に深い経験を有する治療領域であり、同社の6番目の成長基盤となっている。がん免疫治療、腫瘍ドライバー遺伝子と耐性、DNA損傷修復、そして抗体薬物複合体の4つの主要な基盤のもと、次世代医薬品の開発が進められているという。
様々なデータを発表
同社は同学会において、様々なデータを発表する。
まずは、進行肺がんに対し真に初めての分子標的治療を提供した、初の上皮成長因子受容体阻害剤である「イレッサ」のデータ。また、がんにおいて最も多く変異がみられるPI3K/ AKT/ mTOR経路の主要な酵素を阻害する化合物のデータも発表する。
他にも、免疫治療やDNA損傷修復、固形がんなどについてのデータも発表されるという。

アストラゼネカ、2015年度米国癌学会年次集会において力強いオンコロジーサイエンスを紹介 - アストラゼネカ株式会社
http://www.astrazeneca.co.jp/media/pressrelease