製薬業界ニュース
2025年07月17日(木)
 製薬業界ニュース

大塚製薬の抗精神病薬「ブレクスピプラゾール」、試験結果が米誌電子版に掲載

新着ニュース30件






























大塚製薬の抗精神病薬「ブレクスピプラゾール」、試験結果が米誌電子版に掲載

このエントリーをはてなブックマークに追加
プラセボと比較して有意性を示す
大塚製薬株式会社とH.ルンドベックA/S(以下「ルンドベック社」)は、統合失調症を対象にした「ブレクスピプラゾール」のフェーズ3試験の結果が、「American Journal of Psychiatry」誌の電子版に掲載されたと発表した。

同剤は、大塚製薬が開発した新規抗精神病薬。同試験において、プラセボと比較して有意性を示したという。

抗精神病薬
米国食品医薬品局に新薬承認申請
統合失調症患者は、世界中で2100万人以上が罹患していると推定される精神疾患。そのうち240万人の成人患者は米国に住んでいる。

「ブレクスピプラゾール」は、「セロトニン・ドパミン・アクティビティ・モデュレーター(SDAM)」と呼ばれる新しい作用機序を有する抗精神病薬。SDAMは、ドパミンD2受容体およびセロトニン5-HT1A受容体にパーシャルアゴニストとして働き、セロトニン5-HT2A受容体にはアンタゴニストとして作用する。

同剤は現在、大塚製薬とルンドベック社と共同開発を行っている。米国食品医薬品局に新薬承認申請を提出しており、審査結果は2015年7月に発表される予定。

9月には紙媒体にも掲載予定
今回結果が発表されたフェーズ3試験は、急性期の統合失調症患者636名を対象として、「ブレクスピプラゾール」またはプラセボを6週間投与するというもの。主要評価項目において「ブレクスピプラゾール」は、プラセボに比べて有意な改善を示したという。

今回「American Journal of Psychiatry」誌の電子版に掲載された発表は、2015年9月に発行される同誌に掲載される予定としている。


外部リンク

「ブレクスピプラゾール」フェーズ3試験の結果  American Journal of Psychiatry 誌に掲載 - 大塚製薬株式会社
http://www.otsuka.co.jp/company/release/
Amazon.co.jp : 抗精神病薬 に関連する商品
  • アステラス製薬、テレビCM「明日は変えられる。~過活動膀胱篇~」の放映を開始(3月20日)
  • 大正製薬、乗り物酔い止め薬「センパア」シリーズをリニューアル(3月20日)
  • リアルテックファンド、独自技術により高純度の単結晶を開発する研究所に出資を実施(3月18日)
  • 久光製薬、水虫・たむし治療薬「ブテナロック(R)Vα クリーム 18g、液 18mL」をリニューアル発売(3月17日)
  • アンジェス、米国でDNAワクチンに関する特許を取得(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->