大規模多表現型遺伝子の高度な統計的分析技術の利用に関する契約を締結
2015年4月13日、エーザイ株式会社は、ゲノム解析会社であるGenomics社と、大規模多表現型遺伝子の高度な統計的分析技術の利用に関する契約を締結したことを明らかにした。同社の新薬開発が目的となる。
Genomics社は遺伝子配列データ分析とその解釈におけるユニークな分析プラットフォームの開発をはじめ、最先端の大規模な遺伝子データベースのデータ探索と分析の専門知識を有している。今回の提携により、エーザイの探索研究のためのターゲット選択、ターゲット評価、適応症の選択と薬剤のリポジショニングにGenomics社の知見と技術が生かされることになる。
ヒトの遺伝子学、ゲノム学を医薬品の開発に生かす
両社はともに、新薬開発にヒトの遺伝子学、ゲノム学が大きく寄与できると考えている。
今回の契約の締結により、エーザイはエーザイプロダクトクリエーションシステムズのチーフクリニカルオフィサーの直下にIntegrated Human Genomics(IHGx)Research Unitを設置。Genomics社と連携して研究を進めるという。

エーザイ株式会社 Genomics plc ニュースリリース
http://www.eisai.co.jp/news/news201525.html