製薬業界ニュース
2025年07月20日(日)
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GSK、多剤耐性緑膿菌由来感染症の治療薬について製造販売承認を取得

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GSK、多剤耐性緑膿菌由来感染症の治療薬について製造販売承認を取得

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オルドレブ(R)点滴静注用150mgが承認を取得
グラクソ・スミスクライン株式会社(以下、GSK)は、3月26日付で、ポリペプチド系抗生物質製剤「オルドレブR点滴静注用150mg」【一般名:注射用コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム、以下、オルドレブ(R)】について、厚生労働省より製造販売承認を取得したことを発表した。

適応症は各種感染症で、適応菌種はコリスチンに感性の大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、緑膿菌、アシネトバクター属(ただし、他の抗菌薬に耐性を示した菌株に限る)。
オルドレブ
薬剤耐性化の進行をうけて
近年、緑膿菌を中心としてグラム陰性菌の薬剤耐性化が進行しており、欧米と比較して治療薬の選択肢が限定されるなど、臨床において課題となっている。

このような背景から、社団法人日本化学療法学会から多剤耐性緑膿菌由来感染症の治療薬として同剤の再開発の要望が厚生労働省に提出された。これをうけて、厚生労働省は、未承認薬・適応外薬検討会議で「医療上の必要性が高い未承認の医薬品」と判断し、2010年5月に開発企業を公募し、GSKが同剤の開発に取り組んでいた。

なお、同剤は2010年11月10日付で既に希少疾病用医薬品として指定されている。

GSKは、同剤においては、適正使用が極めて重要であるため、関連する学会とも協力し、適切な情報提供活動を行っていくとしている。


外部リンク

グラクソ・スミスクライン株式会社 ニュースリリース
http://glaxosmithkline.co.jp/press/press/
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