薬剤師や学生を対象に
奈良県薬剤師会は、近畿大学医学部の救急医学講座、「第10回救急・災害に強い薬剤師養成コースStep-1(Basic)」のセミナーを紹介した。主催は、近畿大学医学部薬学部。セミナーでは、緊急時の情報伝達としてSBARのトレーニングやバイタルサイン・トリアージトレーニングを行う。
今回のセミナーを受講することで、薬剤師研修センターで2単位を取得することができる。また、日本救急医学認定BLSの修了も認められる。
災害時に役立つ薬剤師を目指して
2011年3月11日に発生した東日本大震災は、ライフラインも止まってしまい、医療の提供が行えない状態になった。災害時、薬剤師に求められる行動や、救援活動について学ぶ。救急時や災害時、状況を正しく把握して、正確な伝達を行うことで、人命を救助できる。
実際に救急・災害の状況をシミュレーションして、大規模災害や緊急時に対応ができる薬剤師を目指す。血圧や脈拍などバイタルサインも測定して、正確な情報を伝えるためのトレーニングを行う。
セミナーの概要
【日時】2015年5月23日(土) 13:00~18:00
【場所】近畿大学医学部救急災害棟 5F
大阪府狭山市大野東377-2
【対象】薬剤師及び学生
【受講料】10,000円
【申し込み方法】メール
【問い合わせ】近畿大学医学部薬学部 救急医学 TEL 072-366-0221

奈良薬剤師会 セミナー情報
http://www.narayaku.or.jp/近畿大学医学部 救急医学講座 救命救急センターER部
http://www.med.kindai.ac.jp/