クリストフウェバー氏がCEOに
武田薬品工業株式会社は、2015年3月4日に開催された定時取締役会において、代表取締役社長であるクリストフウェバー氏がChief Executive Officer (CEO)に昇格することを決定したことを発表した。同氏は2015年4月1日付けで昇格する。なお、現在代表取締役兼取締役会長CEOである長谷川閑史氏は、代表取締役取締役会長となり、今後も経営には参加する。
新しい歴史の幕開け
クリストフウェバー氏はグラクソ・スミソクラインのフランス法人における会長兼CEO、グラクソ・スミソクラインバイオロジカルズ社のCEOなどを経て武田薬品工業に入社。今回のCEOへの就任に対して、クリストフ氏は「グローバル製薬企業としての持続的成長を果たすこと」、そして、「従業員の参画とモチベーションを高め、投資家・株主の皆様の期待に応えるべく邁進」することを表明している。
また、今回CEOの座を譲る長谷川氏はクリストフ氏がCEOを任せるに値すると判断し、誠実、公正、正直、不屈のタケダイズムを継承し、新しい歴史を同氏のリーダーシップの下切り拓いていくことを期待するとコメントを寄せている。
今回の人事異動については、取締役会の諮問機関である指名委員会によって、決定プロセス及び決定結果については透明性及び客観性が確保されている。

武田薬品工業 ニュースリリース
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