スプリセルに関する契約を変更
東京都に本社を置く大塚製薬株式会社では、米国企業であるブリストル・マイヤーズ スクイブ社との間で、がん領域に関する提携契約について変更することを2015年3月2日に発表した。今回の提携契約変更により、大塚製薬は2015年2月27日付けで「スプリセル」(一般名はダサチニブ)において、日本国内における情報提供活動を終了する。
今回の契約変更の背景について
大塚製や鵜とブリストル・マイヤーズ スクイブ社は2009年4月から、がん領域においてグローバル契約を締結して協力関係を築いてきた。日本国内では2011年1月から、フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病と慢性骨髄性白血病の治療薬である、「スプリセル」に関して共同情報提供活動を実施してきた。
今回の契約変更によって、ブリストル・マイヤーズ株式会社は「スプリセル」については、日本における情報提供活動を継続していくこととなる。
なお、大塚製薬は継続して「スプリセル」の欧州、米国、日本における売り上げ高に応じて提携に基づくフィーを受領する。今回の契約変更に関わらず、フィーの減額や変更はない。そして、今回の契約変更は日本国内に限定したもので、米国及び欧州での両社の提携には変更はない。

大塚製薬 ニュースリリース
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