かかりつけ薬局に関する調査
先日30日、株式会社QLife(キューライフ)は、痛みの治療の為に整形外科医を受診している患者を対象に、かかりつけ薬局、病歴薬歴についてのアンケートを行った。
画像はプレスリリースより。
情報提供の実態
調査の結果、かかりつけ薬局を持つ患者は全体の7割。全体の約半数が、持っているかかりつけ薬局の数は1ヶ所と答えた。
更に医師に病歴や薬歴を全て伝えていると答えたのは全体の約半数だった。病歴などを伝えない理由には、重要性を感じない、面倒などという回答が挙げられた。
患者任せの情報管理
多くの薬局は、患者達にお薬手帳なる物を渡し、そこに薬歴や病歴を記載していく。
前述の様に記載を面倒がる患者、重要性を感じず持参を怠る患者、はては大事な物だからと言って仏壇にしまって全く活用していないケースも見受けられる。
情報不足による高まる危険性
お薬手帳にはその名の通り、薬歴や病歴が記載され、その患者が今現在どのような病気を患い、何の薬を服用しているのかを把握する為の物だ。
しかし、それを基にした情報提供が無ければ他の薬との飲み合わせによる副作用で健康を損ねたり、病状そのものを悪化させてしまう恐れがある。今一度、お薬手帳の在り方について考えたい。

PRTIMES
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000287.000000347.html