製薬業界ニュース
2025年07月20日(日)
 製薬業界ニュース

富士フイルム「アビガン錠」、中間解析結果でエボラ出血熱への有効性を示唆

新着ニュース30件






























富士フイルム「アビガン錠」、中間解析結果でエボラ出血熱への有効性を示唆

このエントリーをはてなブックマークに追加
フランス国立保健衛生研究機構より発表
富士フイルム株式会社の抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠200mg」について、エボラ出血熱に対する有効性が示唆される臨床試験の中間解析結果が、フランス国立保健衛生研究機構(Inserm)より発表された。

エボラ出血熱
緊急対応として投与実績を積んでいた
「アビガン錠」は、富士フイルムグループの富山化学工業株式会社が開発した、抗インフルエンザウイルス薬。

同薬はマウス実験の結果、エボラウイルスに対して抗ウイルス効果を有することが公表されている。富士フイルムは、ギニアでのエボラ出血熱に対する臨床試験に同薬を提供すると共に、既に複数のエボラ出血熱患者に緊急対応として投与実績を積んでいた。

Insermは、同剤の臨床試験を2014年12月17日よりギニアの4か所のエボラ治療センターにて開始。今回中間解析結果として公表されたのは、この臨床試験における最初の80例。

エボラ出血熱の感染終息へ向けて
中間解析結果では、治療開始時のエボラウイルス量が中程度から高い患者群において、「アビガン錠」投与群は死亡率が半減したとしている。ただし、治療開始時のエボラウイルスが非常に高い患者群では、死亡率減少のシグナルを見出すことはできなかったという。

富士フイルムグループは、エボラ出血熱の感染終息へ引き続き貢献するとしている。


外部リンク

エボラ出血熱に対する「アビガン錠200mg」の臨床試験(中間解析)で有効性が示唆 - 富士フイルム株式会社
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/
Amazon.co.jp : エボラ出血熱 に関連する商品
  • アステラス製薬、テレビCM「明日は変えられる。~過活動膀胱篇~」の放映を開始(3月20日)
  • 大正製薬、乗り物酔い止め薬「センパア」シリーズをリニューアル(3月20日)
  • リアルテックファンド、独自技術により高純度の単結晶を開発する研究所に出資を実施(3月18日)
  • 久光製薬、水虫・たむし治療薬「ブテナロック(R)Vα クリーム 18g、液 18mL」をリニューアル発売(3月17日)
  • アンジェス、米国でDNAワクチンに関する特許を取得(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->