ジェネリック医薬品の製造販売承認を取得
大阪府大阪市に本社を置く田辺三菱製薬株式会社は、ジェネリック医薬品について2成分6品目に対する製造販売承認を取得したことを2015年2月16日に発表した。これらジェネリック医薬品の薬価基準収載は2015年6月を予定しており、これらは同社の連結子会社で、同じく大阪市に本社を置く田辺製薬販売株式会社を通じて販売を予定している。
今回のジェネリック医薬品の概要とは
今回製造販売の承認が得られたジェネリック医薬品は、クロピドグレル錠「タナベ」とナフトピジルOD錠「タナベ」の2成分。それぞれ25mg、50mg、75mgの三種類がある。クロピドグレル錠はクロピドグレル硫酸塩を主成分としており、抗血小板剤の薬効を有する。ナフトピジルOD錠はナフトピジルを主成分とした排尿障害改善剤。
田辺三菱製薬では、医者や患者などからの多様なニーズに貢献するためにジェネリック医薬品について製品ラインナップを今後も充実していき、国内ジェネリック医薬品事業におけるリーディングカンパニーを目指すことを表明している。
また、田辺製薬販売は医薬品に関する情報提供及び収集、そして安定供給を図ることで患者や医療関係者から信頼される会社になることを目指しているという。

田辺三菱製薬株式会社 ニュースリリース
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