有害事象報告の最適ツール
日本ノーベンバーリサーチ株式会社は、国内の製薬企業を対象としたモバイルソリューション「PRIMO MR」をリリースしたと発表した。
「PRIMO MR」は、製薬会社の医薬情報担当者 (MR) と安全管理部門が、有害事象の収集・管理を正確・迅速、かつ効率的に行えるソリューションだ。
現在の有害事象収集は主に紙やファックスベースで行われているが、「PRIMO MR」を導入することで、MRは入手した有害事象をその場でノートパソコン、タブレット、またはスマートフォンなどを使用して、安全管理部門へ迅速かつ正確に報告できる。カメラ機能も利用できるため、医師が記入した詳細調査票や、実際の製品を撮影して添付することも可能だ。
安全管理部門の担当者にとっても、収集された報告をE2Bファイルで安全性情報管理システムと連携させられるため、改めて手入力する手間が省ける。
日本の製薬企業から直接、課題やニーズを聞き取り開発
同社は製薬・ライフサイエンス業界を対象とするプロフェッショナルサービスやソフトウェア開発を提供してきている。
「PRIMO MR」は既に欧米で実績のあるソリューション「PRIMO」の技術とノウハウを生かして開発された。同社の最高技術責任者であるブラッド・ギャリアン氏によれば、「PRIMO MR」の開発にあたっては、数多くの日本の製薬企業様の安全管理部門やMRから直接、課題やニーズを聞き取ったという。
(画像はPRIMO MR データシートより)

日本ノーベンバーリサーチ株式会社 プレスリリース
http://www.businesswire.com/news/home/PRIMO MR データシート
http://www.novemberresearch.com/files/