AG、すなわちオーソライズド・ジェネリック
武田薬品工業株式会社は同社の米国子会社と共に、Prasco Laboratories(以下「Prasco社」)と、痛風治療剤「コルクリス」のオーソライズド・ジェネリック(AG)に関する供給・販売契約を締結したと発表した。
今回契約を締結した武田薬品の子会社は、武田ファーマシューティカルズUSA Inc.(以下「TPUSA 社」)。
AGビジネスにおける業界リーダー、Prasco社
「コルクリス」は、米国食品医薬品局(FDA)から初めて処方薬として承認された、単一成分の経口コルヒチン製剤。2009年に米国で発売され、現在に至るまで武田薬品の痛風治療ポートフォリオの1つになっている。
今回同剤のAGを販売することになったPrasco社は、AGビジネスにおける業界リーダーと位置づけられている。2004年より65品目以上のAG製品を発売し、米国において最も多くのAG製品に関するパートナー会社を持つ。
多くの患者が有用な痛風治療剤を使える
Prasco社が販売する「コルクリス」のAGは、「コルヒチン」という名を持つ。
今回締結された契約により、「コルヒチン」は「コルクリス」と治療上同等、かつ「コルクリス」の処方箋に対し代替可能な唯一のコルヒチン製剤となる。
TPUSA社は、この契約締結により、多くの患者が有用な痛風治療剤を使えるようになるとしている。

武田薬品の米国における痛風治療剤コルクリスに関するオーソライズド・ジェネリック販売契約について - 武田薬品工業株式会社
http://www.takeda.co.jp/news/files/20150113