ロシュ社およびフェドラ社と締結
MeijiSeikaファルマ株式会社は、スイスのF. ホフマン・ラ・ロシュ社(以下「ロシュ社」)およびカナダのフェドラ社と、ベータラクタマーゼ阻害薬「OP0595」の開発・製造・販売に関するライセンス契約を締結したと発表した。
「OP0595」は、耐性菌による感染症の治療に貢献できると期待されている薬剤。
臨床第1相試験はMeijiSeikaファルマが実施
「OP0595」は、ユニークな作用機序により、ベータラクタマーゼを阻害する薬剤。MeijiSeikaファルマが感染症領域で培った創薬技術より見いだされた薬剤であり、同社が臨床第1相試験も実施している。
ロシュ社は、世界的なバイオテクノロジー関連企業。がん・免疫・感染症・眼科・精神医学それぞれの領域で特徴的な薬剤を有し、体外診断薬やがんの組織学的診断分野においても世界的なリーディングカンパニーとなっている。フェドラ社もまたバイオテクノロジー会社であり、2012年に設立され、本社はカナダのエドモントンに置いている。
日本を除く全世界でロシュ社が開発・製造・販売
今回締結されたライセンス契約の下、ロシュ社は日本を除く全世界において「OP0595」を独占的に開発・製造・販売する権利を獲得する。
MeijiSeikaファルマとフェドラ社は、調印一時金、開発・販売それぞれのマイルストーンの一時金、そして製品の販売額に応じたロイヤルティーを、ロシュ社より受け取るという。

ベータラクタマーゼ阻害薬 OP0595に関するライセンス契約締結のお知らせ - MeijiSeikaファルマ株式会社
http://www.meiji-seika-pharma.co.jp/pressrelease/