米国のStemline社と契約締結
株式会社キャンバス(以下、キャンバス)は2014年12月26日に開催された取締役会決議に基づき、米国のStemline Therapeutics,Inc.(以下、Stemline社)との間でCBS9106の開発に関するライセンス契約を締結したことを発表した。
</blue>CBS9106はキャンバスが独自の細胞周期表現型スクーリングを利用して創出した抗癌剤候補化合物である。CBS9106は核外輸送因子CRM1(XPO1)を可逆的に阻害することで多発性骨髄腫を含む幅広い癌細胞株に対し、細胞周期停止やアポトーシスを誘導する低分子化合物。
ライセンス契約概要
今回のライセンス契約によって、キャンバスはStemline社に対し、CBS9106およびその類縁化合物の開発や製造、商業化にかかる全世界(日本・中国・台湾・韓国は除く)におけるサブライセンス権を含む独占的権利を供与する。
キャンバスはその対価として、契約一時金1,000万円とその他に以後4年間にわたる技術アドバイスフィー、マイルストーンペイメント(開発進捗に応じた金額)ならびに上市後の売上高に応じたロイヤリティを受け取ることになっている。
なお、今回のライセンス契約に基づき、CBS9106はStemline社の開発コードネームSL-801が付される。

キャンバス、米国創薬ベンチャー企業とライセンス契約締結
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