アルフレッサ ホールディングスに譲渡
エーザイ株式会社は、12月18日、同社の医薬品製造・販売連結子会社であるサンノーバ株式会社が事業承継を行う旨のプレスリリースを発表した。
サンノーバの医薬品製造販売事業は、サンノーバが新たに設立する子会社に承継させた上で、発行済み株式の全てがアルフレッサ ホールディングス株式会社に譲渡される。
グローバルロジスティクス戦略を見直した結果
サンノーバは、医薬品の開発と製造を目的として大正12年に創業された「三生製薬株式会社」をその母体とする。昭和40年にはエーザイの子会社となり、平成11年には社名を「サンノーバ株式会社」に変更。PIC/S GMP準拠の医薬品製造会社として、エーザイのデマンドチェーンシステムの一翼を担ってきた。
エーザイは、今後想定される同社製品ポートフォリオの変化を踏まえ、グローバルロジスティクス戦略の見直しを実行。結果、サンノーバの事業をアルフレッサ ホールディングスに事業承継することを意思決定したという。
委託製造は新会社にて継続
アルフレッサ ホールディングスは、完全子会社であるアルフレッサ ファーマ株式会社を中心に医薬品受託製造事業の強化を進めている。今回の事業承継は、サンノーバの持続的成長と更なる発展につながると、エーザイはしている。
なお現在サンノーバで製造しているエーザイグループ製品は、サンノーバの事業を承継する新会社にて委託製造が継続される。

医薬品製造・販売連結子会社 サンノーバの事業承継に関するお知らせ - エーザイ株式会社
http://www.eisai.co.jp/news/news201586.html