製造販売権の移管につき
株式会社明治は、2015年12月9日、従来、製造販売してきたイソジン製剤の移管により、一般用医薬品「明治うがい薬」を2016年4月1日に全国で新発売すると発表した。
明治製菓株式会社が殺菌消毒剤として医療用外用消毒剤「イソジン」製品の承認を取得したのは1961年のこと。1983年には、一般家庭向けにOTC医薬品のうがい薬を開発、販売してきたが、このたび、ムンディファーマ株式会社に製造販売権の管理を移すことに合意した。
同社は、50余年に及ぶポビドンヨード製剤の製造販売で蓄積してきた知見を生かし、「明治うがい薬」と同シリーズ製品12点を新たに発売する。
うがい文化のさらなる定着を
同グループは、のどを殺菌、消毒するという日本独自の「うがい文化」を普及、定着させた実績をもつ。中でも、小学生に対してはうがい・手洗い教室の実施などを通して、うがい方法を指導してきた。
今後は、うがいの重要性を改めて啓蒙すること、うがい文化の浸透を図ることに傾注し、うがい薬市場の活性化と販売シェアの獲得を目指す考えだ。
長年親しまれてきたカバのパッケージと味・成分は継続し、さわやかな後味をアピールした「明治うがい薬P ほんのりフルーティー」や、そのままうがいができる「明治うがい薬C」、外用殺菌消毒薬「明治きず薬」などを新規に展開する。
(画像はプレスリリースより)

株式会社明治 プレスリリース
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