MSD、気管支喘息・アレルギー性鼻炎治療薬「シングレアOD錠10mg」新発売

MSD株式会社は、12月11日、成人用気管支喘息・アレルギー性鼻炎治療薬「シングレアOD錠10mg」を新発売した。

同薬は、「シングレア」の新剤形。口腔内で速やかに崩壊し、水なしでも容易に服用可能な口腔内崩壊錠となっている。

MSDは、グローバルヘルスケアリーダーを自認し、すこやかな世界の実現を目指して努力を続ける製薬企業。医療用医薬品・ワクチン・バイオ医薬品・アニマルヘルス製品の提供を通じて利用者と協力し、世界140カ国以上で事業を展開している。

「シングレア」は、1日1回服用のロイコトリエン受容体拮抗薬。日本では、成人および6歳以上の小児に対する気管支喘息の適応で、2001年より発売を開始。2007年には、1歳以上6歳未満の乳幼児の気管支喘息、2008年には成人アレルギー性鼻炎と、適応を追加している。

今回新発売された「シングレアOD錠」は、気管支喘息の場合、通常成人には10mgを1日1回就寝前に経口投与する。アレルギー性鼻炎の場合、通常成人には5～10mgを1日1回就寝前に経口投与する。

MSDは、同薬の発売を通じて、気管支喘息・アレルギー性鼻炎に対して新たな治療選択肢の一つを提供し、患者や医療従事者に貢献できるよう努力するとしている。

（画像はプレスリリースより）




MSD株式会社 気管支喘息・アレルギー性鼻炎治療薬の口腔内崩壊錠 「シングレア OD錠10mg」を発売 - MSD株式会社
http://www.msd.co.jp/newsroom/msd-archive/