抗精神病薬・双極性障害治療薬「ジプレキサ ザイディス錠」の新規格
2015年11月30日、日本イーライリリー株式会社は、抗精神病薬・双極性障害治療薬「ジプレキサ ザイディス錠 2.5mg」を発売したことを明らかにした。
同剤は「ジプレキサ」(一般名:オランザピン)の新規格として発売されたもので、既に販売されている「ジプレキサ ザイディス錠 5mg」と「同10mg」に続く製品となる。
口腔内の唾液で速やかに崩壊するため、水なしで服用可能な口腔内崩壊錠であることを特長としており、2015年9月18日に製造販売承認を取得。同剤の発売によって、2.5mg単位での用量調整が必要となるなど細やかな用量調整が可能となった。
非定型抗精神病薬と呼ばれる統合失調症治療薬
「ジプレキサ」は1996年に米国で発売された、非定型抗精神病薬と呼ばれる統合失調症治療薬だ。日本初の「躁」「うつ」両症状の改善に適応を持つ薬剤でもあり、2010年に躁症状、2012年にうつ症状への適応を取得している。
日本では2001年6月より販売が開始され、現在は錠剤のみならず、細粒、経口剤に加えて筋注用なども提供されている。
(画像はプレスリリースより)

日本イーライリリー株式会社 プレスリリース
https://www.lilly.co.jp/