日本-台湾医薬交流会議
厚生労働省は、2015年12月4日、第3回日本-台湾医薬交流会議を11月26~27日に台北で開催したことを発表した。
同会議には公益財団法人交流協会と亜東関係協会の他、産業界などの関係者が加わり、OTCや後発医薬品を含めた医薬品規制、医療機器規制、医療保険制度などの各分野について公開会議と意見交換を行った。
プロジェクトを開始
両協会は、2013年11月に「日台薬事規制協力取り決め」に署名し、これに基づいて協力活動を実施してきた。
協力活動は、厚生労働省が2015年6月26日に策定した「国際薬事規制調和戦略」と独立行政法人医薬品医療機器総合機構が策定した「PMDA 国際戦略2015」に役立ち、台湾における日本の薬事規制の信頼性を構築するものとして、同省では積極的に支援している。
今回の会議の結果、
医薬品に関して、我が国における新薬の承認審査申請に対する審査報告書の分析を踏まえ、当該報告書を台湾側が台湾における承認審査に際し参照する仕組みを具体化すること(プレスリリースより)
など、3つの事項についてプロジェクトを開始することになった。これまでの協力活動と並行して、一年間を目処にプロジェクトを進めていく。

厚生労働省 プレスリリース
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000105988.html公益財団法人交流協会
http://www.koryu.or.jp/ez3_contents.nsf/Top