ジェネリック中心の調剤へ

厚生労働省は、「薬局における患者対応等に関する調査-ジェネリック医薬品の調剤を中心として-」を11月13日発表した。今回の調査は、調剤時のヒアリングから薬局などが、ジェネリック医薬品への切り替えやニーズに応じた情報行うことを目的としている。今回の調査には、日本ジェネリック医薬品学会から「推奨マーク」を与えられた薬局を対象にした。推奨マークは、ジェネリック医薬品の調剤に積極的に推奨した薬局に与えられている。調査は、「ジェネリック医薬品の評価と採用」、「調剤時における患者対応」、「服用後のアフターフォロー」について調べた。

その中でも、「調剤時における患者の対応」の分野では、ジェネリック医薬品への切り替えるときには、薬剤情報提供文書、先発役との比較資料、薬価負担軽減の提示と説明を行い、患者の理解を求める。患者が理解と納得をした上で、ジェネリック医薬品の銘柄を選ぶことができるようにする。

今回、調査を行った薬局では、ジェネリック医薬品への切り替えを円滑に行うために、医薬品の総合的な評価からの採用、患者からの情報提供を行う。そのほかにも服用後は、薬の効果や副作用の確認を行い、医療機関への情報提供が行われる。それにより、患者と医療機関との信頼関係を結ぶ。

（画像は厚生労働省ホームページより）




厚生労働省　報道発表
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