90周年記念に創設された賞
日本新薬は、第七回「日本新薬こども文学賞」において最優秀賞の選出した作品を絵本として制作し完成したと発表した。
「日本新薬こども文学賞」は、日本児童文芸家協会の後援を得て、絵本を通じて、こどもたちの「ゆめ」を彩り、健やかな「こころ」の成長への貢献として、日本新薬の90周年記念でもある2009年に創設したもの。ちなみに、11月中旬から第八回「日本新薬こども文学賞」の募集が開始される予定となっており、詳細は別途発表するとしている。
「しりたがりのおつきさま」
今回完成した絵本「しりたがりのおつきさま」(非売品)は、物語部門の応募数1,434点の作品から、最優秀賞を受賞した、カナダ在住の花里真希さんの物語に、絵画部門の応募数469点の中から、「チョコッとおでかけ」で最優秀賞を受賞した、茨城県在住のなめかわまいさんが絵をつけた絵本で、「知りたがりや」の月が、電車に乗る男の子が目的地に到着するまでを静かに見守る美しい物語だ。
非売品だが、募金で入手可能
この「しりたがりのおつきさま」は、30,000冊制作され、全国の小児科医院などの医療機関や図書館などの公共施設に無償配布される。個人で入手する場合には、同社の「きらきら未来こども募金」に募金をすることでも入手できる。
「きらきら未来こども募金」は、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」を通じて、途上国のこどもたちを感染症から守る活動を支援するために2009年に創設された。募金は郵便振替で受け付けており、1口500円。募金に関する詳細は、「きらきら未来こども募金」のサイトで紹介されている。
デジタルブックも公開
また、「日本新薬こども文学賞」のホームページにおいても、読み聞かせの音声つきで閲覧することが可能となっている。
(画像はニュースリリースより)

日本新薬 ニュースリリース
http://www.nippon-shinyaku.co.jp/company_profile/日本新薬こども文学賞
http://kodomo-bungaku.jp/きらきら未来こども募金
http://kodomo-bungaku.jp/bokin.html