2014年に開設した助成制度
グラクソ・スミスクライン株式会社は、10月30日、2015年度GSKジャパン研究助成の研究助成者を発表した。
GSKジャパン研究助成は、医学・生命科学および関連する科学の領域における若手研究者の研究を支援すべく、同社が2014年に開設した助成制度。
外部有識者による審査委員会が助成対象を決定
GSKジャパン研究助成は、「競争的資金制度」である「科研費」を参考として、公募制のもと開設されている。
同研究助成は、あくまで関連する疾患領域における医学・科学分野の発展に寄与することを目的であり、同社製品を使用する研究は対象外とされる。また、高い専門性と科学的見地による審査の実現および利益相反の観点から、助成対象の決定は外部有識者による審査委員会により実施される。
助成金額は、1研究に対して200万円以内
2015年の公募は、4月1日から5月29日にかけて行われ、230件を超える応募があった。独立した外部有識者が、研究者の個人を特定できる情報をマスキングした上で厳正なる審査を実施し、106件が採択されている。
助成金額は、1研究に対して200万円以内とされている。助成金の交付は、本年11月から12月の予定。

グラクソ・スミスクライン株式会社 2015年度GSKジャパン研究助成対象者を発表 - グラクソ・スミスクライン株式会社
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