薬祖神祭の日にスタート
厚生労働省、都道府県、公益社団法人日本薬剤師会、都道府県薬剤師会が主催する「薬と健康の週間」が平成27年10月17日(土)~10月23日(金)の1週間、実施される。
これは医薬品との関わりについて周知する啓発週間であるが、その歴史は古く、昭和24年に行われた「全国薬学週間」まで遡ることができる。10月17日から開始するようになったのは昭和53年度からで、「薬祖神祭の日」に因んでいる。
医薬品や専門家の役割を周知
厚生労働省は、医薬品の適正な使用についてポスターやパンフレットを通して啓発・普及を図る。また、ホームページ、Twitterでは都道府県の取り組みを紹介するなど、広報活動する。
都道府県と薬剤師会などは、消費者に医薬品や薬剤師をはじめとする専門家の役割が正確に認識されるように、薬局などで掲示・配布するポスター、パンフレットに加えて、様々なイベントや広報活動を全国で展開する。
例えば、お薬相談会、医薬品の適正使用に関する講演会・展示会、薬物乱用防止キャンペーンの実施、こども理科教室・調剤体験コーナーの開催、ラジオCMの制作・放送を実施する。

厚生労働省「薬と健康の週間」
http://www.mhlw.go.jp/おくすりe情報
http://www.mhlw.go.jp/