インドにおける併売で提携
ルピン・リミテッドと独ベーリンガー・インゲルハイムは、10月14日、ジペプチジルペプチダーゼ-4(DPP-4)阻害剤「リナグリプチン」に関して戦略的提携を締結したと発表した。
今回締結された提携は、同剤のインドにおける共同販売マーケティングについてのもの。日本語のプレスリリースは、共和薬品が10月16日に発表した。
インドのDPP-4阻害剤市場、成長年率26.55%
インドにおける糖尿病治療薬市場の規模は、年率19.57%成長を続けている。DPP-4阻害剤市場は149億9,000万インドルピーに達し、成長年率26.55%におよぶ。
ルピンは経口糖尿病治療薬市場とインスリンの分野で最も急成長している医薬品企業の一つであり、ベーリンガー・インゲルハイムはインドで最も急成長している多国籍医薬品企業の一つ。
今回締結された契約によりルピンは、「リナグリプチン」単剤の『Ondero』と、「リナグリプチン」と「メトフォルミン」との配合剤である『Ondero Met』のブランドで、「リナグリプチン」のマーケティングと販売を行う。
ベーリンガーも販売を続ける
ベーリンガー・インゲルハイムは、「リナグリプチン」単剤の『Trajenta』と、「リナグリプチン」と「メトフォルミン」との配合剤である『TrajentaDuo』のブランドで、既存の販売組織とネットワークを通じ「リナグリプチン」の販売を続けるとしている。

ルピンとベーリンガー・インゲルハイムが戦略的コ・マーケティング契約を締結 - 共和薬品工業株式会社
http://kyowayakuhin.sakura.ne.jp/news/