服薬を克服するツール
森永製菓株式会社は、2015年10月22日、埼玉医科大学と共同開発した服薬用チョコレート「にがいのにがいのとんでいけ」を2015年11月17日(火)に発売すると発表した。
子供は薬の味や食感に苦手意識を抱きがちである。飲むことを強いられる子供もさることながら、強いらねばならない保護者や医療者のストレスや苦労もひとかたならぬものがある。
同社は、このような子供への服薬状況の難しさを受けて、埼玉医科大学とともに服薬を克服するツールを開発した。苦いものやにおいの強いものを感じにくくするという同社のマスキングや味づくりの技術を新商品に応用している。
利用しやすい服薬用チョコレート
“服薬のつらい気分を楽しい気分に変える”ことを目指した「にがいのにがいのとんでいけ」は、チョコレートに薬を混ぜることで、子供が薬を飲みやすくした商品である。
1日3回5日分の分量をチューブ入りで販売する。虫歯の心配がない砂糖不使用に加えて、冷蔵不要のため保存管理がしやすい商品となっている。
同社は長年、菓子製造で長年培ってきた技術が新たな展開を見せることを期待している。
(画像はプレスリリースより)

森永製菓株式会社 プレスリリース
http://www.morinaga.co.jp/