3製品の発売元は同社に変更
富士製薬工業株式会社は、10月2日、3成分9品目の製造販売承認を取得、同日に新発売したと発表した。
今回の製造販売承認取得により、当該3製品の発売元は同社に変更となる。同日以降は、同社が適正使用情報等の提供、安全性情報の収集・伝達及び製品の販売を行うとしている。
MRI用造影剤「マグネスコープ静注」などを発売
富士製薬が今回新発売した薬剤は、MRI用造影剤である「マグネスコープ静注」と、尿路・血管造影剤の「ヘキサブリックス注」、そしてリンパ系・子宮卵管造影剤である「リピオドール注」。
「マグネスコープ静注」は、「38%シリンジ 10mL」と「同11mL」「同13mL」「同15mL」「同20mL」が5品目が発売。「ヘキサブリックス注」は、「320 注 20mL」と「同50mL」「同100mL」の3品目を発売。「リピオドール注」は、「480 注 10mL」の1品目が発売されている。
より多くの患者に貢献できると期待
富士製薬工業は、放射線領域やインターベンション治療領域、またオンコロジー領域及び不妊症領域におけるこれら新薬を拡充したことで、画像診断や治療においてより多くの患者に貢献できると期待しているという。
同社は今後も、新薬・バイオシミラー・ジェネリック医薬品を組み合わせた活動を推進し、事業価値を向上させるとしている。
(画像はプレスリリースより)

新製品発売のお知らせ - 富士製薬工業株式会社
http://www.fujipharma.jp/pdf/20151002_nr.pdf