中国の最高学府の一つ、復旦大学
エーザイ株式会社は、9月25日、同社の中国統括会社「衛材(中国)投資有限公司」が、上海市の復旦大学に寄付講座を開設すると発表した。
同大学は、中国の最高学府の一つ。寄付講座は、同大学の日本研究センターに開設される。
CEOに名誉教授の称号を授与
復旦大学は1905年、研究型の総合大学として設立された。海外にも多くの優秀な人材を輩出しており、1990年には学内に日本研究センターを設立。日中の総合的な交流を通じた研究活動を行っている。
エーザイは、同センター設立に協力した経緯を持つ。復旦大学は、同センター設立から今日までの同社グループの功績を認め、同社代表執行役CEO内藤晴夫氏に同研究センター名誉教授の称号を授与。本年9月24日には、同センターにて寄付講座贈呈式ならびに名誉教授任命式も開催している。
「中国医薬品市場へのAccess & Innovation」
今回開設される寄付講座の研究テーマは、「中国医薬品市場へのAccess & Innovation」と予定されている。また同センターとの連携により、社員による講義や復旦大学研究者・政府関係者等との合同シンポジウムなども開催していくという。
同社は今回の寄付講座開設を通じて、急速に成長する中国医薬品産業の将来を担う人材育成に貢献するとしている。
(画像はプレスリリースより)

中国の復旦大学日本研究センターに寄付講座を開設 - エーザイ株式会社
http://www.eisai.co.jp/news/news201564.html