そうごう薬局無償配布スタート
福岡県の総合メディカル株式会社が運営するそうごう薬局は、92店舗で「お薬カレンダー」を無償配布することを、8月31日に発表した。配布は、9月より開始する。無償配布は、初回のみとなる。
今回の配布は、かかりつけ薬局の取り組みの一つとして、患者が薬の飲み忘れ・飲み違え防止、残薬の削減を目的として取り組む。
薬剤師の判断で
今回の取り組みは、薬剤師が必要性を確認した患者に対して、「お薬カレンダー」を配布する。現時点では、一部の店舗での取り組みだが、薬剤師が必要性や使用感を調査し、11月を目途に全店舗での配布を目指す。
現在、薬の飲み忘れや、薬の残してしまう残薬や、多重処方など様々な問題を抱えている。中央社会保険医療協議会の4月総会で、残薬を減らすことで医療費の削減につながると意見が出た。現在、薬局で残薬を無くす取り組みに期待が集まる。
「お薬カレンダー」
「お薬カレンダー」は、あさ・ひる・ゆう・ねる前と曜日で仕切られ、壁にかける仕様となっている。患者が一目でチェックすることができるため、残薬の削減につながる。また、患者自身のセルフメディケーションにもつながる。患者と薬剤師が関わりを持つツールとして利用でき、患者にとっては、重症化予防にもなる。
(画像はプレスリリースより)

総合メディカル株式会社 プレスリリース
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