新製品登場でかぜの3タイプに対応
第一三共ヘルスケア株式会社は、同社の総合かぜ薬「ルルアタック」シリーズの新たなラインアップ製品として、“鼻のかぜ”によく効く「ルルアタック NX」(OTC医薬品:指定第2類医薬品)を発売することを2015年8月18日に発表した。
「ルルアタック」シリーズでは、主要なかぜの症状の原因に着目し、それぞれに異なる処方設計を施している。同社はこれまでに、“のどの痛み”には「ルルアタック EX」(2009年)を、“発熱・さむけ”には「ルルアタック FX」(2013年)を発売している。
今回の「ルルアタック NX」も、“鼻水・鼻づまり”の症状に対して独自処方で開発したものとなっている。
国内初の5成分同時配合
「ルルアタック NX」は、つらい鼻水・鼻づまりの症状に優れた効果を発揮するため、鼻汁抑制成分“ベラドンナ総アルカロイド”と持続性抗ヒスタミン成分“クレマスチンフマル酸塩”、抗炎症成分“イブプロフェン”を配合した。
他に、無水カフェインとリボフラビン(ビタミンB2)も加えており、これら5成分の同時配合は国内初となる。
有効成分を含有した約0.04mmの薄いフィルムコーティング層を錠剤表面に施すという同社独自の製剤化技術を用いている。これにより、ベラドンナ総アルカロイドが、服用後すぐに溶け出して鼻水の分泌を抑制する。
さらに、かぜのアレルギー症状の鼻水・鼻づまりなどを、持続性抗ヒスタミン成分とクレマスチンフマル酸塩が持続的に抑制する。
発売日は2015年8月24日。PTP包装で携帯しやすい点も同製品の特徴である。

第一三共ヘルスケア株式会社 プレスリリース
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