Cys LT1受容体に選択的なロイコトリエン受容体拮抗剤
2015年8月17日、キョーリン製薬ホールディングス株式会社は、気管支喘息・アレルギー性鼻炎治療剤「キプレスOD錠」(一般名:モンテルカストナトリウム)が製造販売承認を取得したことを明らかにした。
同剤はMerck & Co., Inc. が開発し、同社が2001年8月から「キプレス錠10mg」などを販売している。今回承認を獲得した「キプレスOD錠」は、口腔内において速やかに崩壊するよう設計されており、高齢者や固形製剤を飲み込みにくい患者にも服用しやすくなっているという。
同社は「キプレスOD錠」がラインアップに加わることで、気管支喘息・アレルギー性鼻炎の治療に対して、より一層貢献していけるとしている。
気管支喘息、アレルギー性鼻炎に効能・効果
同剤は気管支喘息、アレルギー性鼻炎に効能・効果をもつ。
気管支喘息に対しては成人患者に1日1回、モンテルカストとして10mgを経口投与することとなっている。 アレルギー性鼻炎に対しては成人患者にモンテルカストとして5~10mgを同様に1日1回就寝前に経口投与する。

キョーリン製薬ホールディングス株式会社 プレスリリース
http://www.kyorin-gr.co.jp/news/docs/