「エスタブリッシュ医薬品」として取り扱う
ファイザー株式会社は、8月17日、同社のエスタブリッシュ医薬品事業部門が発売予定の後発医薬品13品目について、製造販売承認を取得したと発表した。
同社は、自社の長期収載品と後発医薬品を区別せず「エスタブリッシュ医薬品」として取り扱っている。「大切に、長く使われていく標準的な治療薬」で、日本の医療へ貢献するという。
後発医薬品として初承認の品目を含む
今回承認されたのは、「アムバロ配合錠」と、「バルサルタンOD錠20mg」「同40mg」「同80mg」「同160mg」、「タゾピペ配合静注用2.25」「同4.5」と、「タゾピペ配合点滴静注用バッグ2.25」「同4.5」、「マキサカルシトール静注透析用2.5μg」「同5μg」「同10μg」。
加えて、現在申請中の「カムシア配合錠LD」承認された後に薬価収載手続きが行われる「カムシア配合錠HD」の、計13品目となる。
13品目の内、「アムバロ配合錠」「カムシア配合錠」「タゾピペ配合静注用」「タゾピペ配合点滴静注用バッグ」については、後発医薬品としては初めて承認を取得した品目となる。また「マキサカルシトール静注透析用」は、オキサロール注の後発医薬品として初めて承認を取得している。
厳しい基準を満たす製品を届ける
なお、「アムバロ配合錠」「カムシア配合錠」の2品目は、ファイザーが承認を取得。「バルサルタンOD錠」「タゾピペ配合静注用」「タゾピペ配合点滴静注用バッグ」「マキサカルシトール静注透析用」については、業務提携先であるマイラン製薬株式会社が承認を取得した。
ファイザーは今後も、独自の厳しい基準を満たす製品を届けることで、日本の医療へ貢献するとしている。

エスタブリッシュ医薬品事業部門 後発医薬品の承認取得 - ファイザー株式会社
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/