自己免疫疾患患者が日々の喜びなどを自由に表現したアート
アッヴィ合同会社とエーザイ株式会社エーザイ・ジャパンは自己免疫疾患を持つ患者を対象とした「アッヴィ/エーザイ 自己免疫疾患 アートプロジェクト」の受賞作品を決定し、2015年7月31日に受賞作品の発表および表彰式を開催した。
同プロジェクトは、患者が自己免疫疾患と向き合いながらも、自身のPERSPECTIVES(視点、考え方、物の捉え方という意味)で捉えた心とカラダ、症状の改善などから見出した日々の喜び、希望や目標などを、絵画、彫刻、立体造形、陶芸、写真、書道、手芸などのアート作品として自由に表現してもらうために、企画されている。
応募者は2歳から85歳まで
今回の募集テーマは「疾患と生きる。私の新たな可能性」。2015年2月15日から5月31日にかけて作品と「作品に関わるエピソード」の募集を行い、2歳の若年性特発性関節炎の女の子から85歳のリウマチ患者まで、161人から233点の作品が寄せられた。
美術家の佐久間あすか氏をはじめとした審査員9名による厳選なる審査の結果、最優秀賞1名、優秀賞1名、審査員賞3名、佳作5名の計10作品が選出。
また、佐久間あすか氏は
深刻な難病を抱えている患者さんの作とは思えない程の力強さと生命力と明るさを感じる作風が多かったのには、驚きでした。このプロジェクトを通して、同じ病と闘っている患者さん達にも、影響を与えることが出来るのではと思います。(ニュースリリースより引用)
と語っている。
なお、今回の受賞作品を含む全応募作品は、「アッヴィ/エーザイ 自己免疫疾患 アートプロジェクト」のアッヴィ合同会社のホームページにて、8月3日より公開されている。
(画像はニュースリリースより)

アッヴィ合同会社 ニュースリリース
http://www.abbvie.co.jp/about-us/japan-news/自己免疫疾患 アートプロジェクト 受賞・応募作品ギャラリー
http://www.abbvie.co.jp/pickup/artproject2015.html