親の知識と意識は?
2015年07月23日、日本調剤株式会社は実施した「子どもの薬に関する調査」の結果を発表した。
「子どもの薬に関する調査」は子供の薬(飲み薬)に対する親の知識と意識を把握するために、全国の0歳~5歳の子供の親(父親・母親)1,202人を対象に、2015年6月19日~22日の期間、インターネット調査で実施したものである。
親が感じる子供の意識
約6割の親が、子供が飲み薬を嫌がったり、飲まなかったりした経験がある。嫌がった薬は「散剤(粉薬)」が最も多く、次に多いのは「シロップ」だった。
子供に薬を飲ませる方法で最も多いのは「そのまま飲ませる」、次に多いのは「ジュースなど飲み物に混ぜる」となった。0歳~5歳のどの年代の子供でも、そのまま飲ませている親が多い。
子供の薬に関する親の知識と不安
子供の薬に関して、重要な注意点「薬の使用方法・使用量」、「年齢・体重によって薬の量が異なる」、「薬の飲み合わせには注意が必要」に関しては、8~9割の多くの親が理解・把握している。
子供に薬を飲ませる場合に感じている不安・疑問は「副作用がないか」が最も多く、「薬を飲ませてすぐに吐いてしまった場合、また同じ量を与えるべきか」、「医療機関にいけない場合、市販の子供用の薬を飲ませていれば大丈夫か」の順で多かった。
日本調剤株式会社は今後に生かすために、その他幾つかの調査を行った他、ホームページ上に、副作用、市販薬での対応、飲み残した薬の対処法等、子供の薬に対する不安・疑問についても薬剤師からのアドバイスを記載している。
(画像はニュースリリースより)

日本調剤 ニュースリリース
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日本調剤 「小さいお子さんに薬を上手に飲ませるコツ」
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