博士課程学生への奨学金および臨床講師職を支援する合同プログラム
2015年6月30日、アストラゼネカはケンブリッジ大学とともに、80件を超える博士課程学生への奨学金と、8件の臨床講師職を支援する3つの新たな合同プログラムを発表した。これにより、両者の共通目的である「世界に通用する次世代の科学者の育成」を目指すとしている。
この奨学金やプログラムはトランスレーショナルサイエンスや基礎研究および臨床研究を対象にしたもので、今年の秋から今後5年間にわたって実施されるという。
参加する学生はケンブリッジ大学により選出され、大学側・アストラゼネカから学術的・産業的な指導を受けられる。
英国の科学基盤に対する長期的なコミットメント
合同プログラムにおいて、アストラゼネカは化学、生化学および薬理学の学部を対象に、年間最低9件の奨学金を4年間拠出していく。
またケンブリッジ大学と共同で博士プログラムを設立。臨床およびトランスレーショナルリサーチの両方を対象に、年間最大6件の奨学金を支援する。
さらに今後4年間、ケンブリッジ大学の新たな「実験医学イニシアチブ」のもとで、年1件の博士課程奨学金および2件の学術臨床講師職への資金援助も行う。

アストラゼネカ株式会社 プレスリリース
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